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片頭痛に効く薬は。

トリプタン製剤が自分の片頭痛には効く事がわかった

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私は吐き気を伴う頭痛であるセロトニン性の片頭痛です。

頻度は月に1回〜2回、多い時は3回程度ですので、かなり酷い方から比べればまだ我慢ができる頻度だと思います。

ただし、薬を服用しないと次の日まで影響が出るので、仕事が手につかないということにもなりかねません。

頭痛外来に通い、3種類ぐらいの薬を服用しました。

そのなかでも私に効いた薬は「マクサルト」という薬でした。

トリプタン系製剤マクサルト

トップの画像にあるのがマクサルトです。

片頭痛のおこるメカニズムはセロトニンやエストロゲンというホルモンの影響で、主に三叉神経(脳神経のひとつ)の血管が開いたり閉じたりという過程でおこります。

その血管を収縮させて起こり始めの片頭痛を抑えるという役割をするのがマクサルトです。

飲む時のタイミングが重要

’’起こり始め’’の片頭痛を抑える効果があるため、その’’起こり始め’’を見分けるのが非常に重要です。

まず私の片頭痛の予兆は「肩こり」「生あくび」の2つの予兆があります。

2つの中でも「生あくび」がかなり出るようになったら「やばいな」といつも思います。

その後に前兆が起こります。

光がパシパシと目の前に見えてくると必ず片頭痛が起こります。

その後に軽い吐き気が来ます。

この軽い吐き気が起こる時が一番効果的なタイミング(らしい)です。

が、実際はよくわからない事も多いので目の前が少しおかしいなとおもったら飲むようにしています。

そうすればほとんど痛みを抑える事ができています。

課題は薬価

以前の記事でも書きましたが、片頭痛の薬はまだどれも非常に高価です。

マクサルトの場合は1錠当たり保険適用でも300円ぐらいしますので、月に3回起これば年間で1万円も薬代にかかってしまいます。

今のところジェネリックもありません。

おそらく死ぬまでこの片頭痛とはつき合っていかなくてはいけないと思いますので、この薬に頼るしかないのですが今後もっと安くなるか、ジェネリックが出てくれることを期待します。

 

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