arabiki blog

自転車、ファション、ガジェット、たまに仕事のまじめな話。

万年筆を買ってみようと思ったけどその前に

実質ファースト万年筆

f:id:arabikihikitate:20150305225016j:plain

万年筆は何本か購入してきたけれども

私今まで万年筆は数本手に入れてきています。

しかし、いつもどうしてもその面倒さから使わなくなっていました。

モンブラン、パーカー、ペリカン、LAMYなど購入しては使わなくなりの繰り返し。

どうしてもジェットストリームなどボールペンの手軽さにはかなわないからだと思っていました。

 

万年筆専門店に行ってみた

あるひ友人が万年筆を買いたいからとって、万年筆の専門店について行きました。

その店は主にヴィンテージの万年筆を取り揃えて、初心者にはとても出入りするのは壁の高いありがちなお店です。

そこの店長さんと話をするうちにどうして今まで自分が万年筆を買っては使わなくなりを繰り返してきたかがなんとなくわかってきました。

 

万年筆に重要なこと

今まではまず何に使うかなどその用途を深く考えずに、ブランドネームだけで万年筆を購入してきたことが一番の原因であることがわかりました。

先ほど名前を挙げた、モンブラン、ペリカンなどは海外ブランド。

よくよく考えると欧米の人の手に調度良いバランスやペン先の硬さなどに仕上げられているそうです。

万年筆も幾つか種類があり、キャップを外したまま使える物。外したキャップを反対側に差し込んで使うもの。

などその使うときの形状というのは軸の重さのバランスからそれぞれ製品にあった使い方があるそうです。

なるほど。こういうことを知らずに使っていれば使い心地が悪いに決まっています。

結局、書きにくい、疲れるなどで使わなくなってしまう。

それを繰り返していたようです。

 

一番大切なのは持った時の「心地よさ」

使っていて「心地よい」ものが一番ということだと思います。

その為に重要なのは万年筆の持った時の手との重さや重心のバランスのようです。

キャップを反対側に挿した状態でその長さ、握ったところからペン先までの長さなど、自分の手に合うもの。書いた時に心地よいことがとても重要ということです。

二番目は書いた時の「心地よさ」

主にこの書き心地というのはペン先によるところが大きいようです。

万年筆のペン先は大きく分けて2種類です。

「鉄ペン」または「金ペン」のどちらかです。

名前の通りペン先の素材です。

鉄ペンは代表的なブランドはLAMYのsafariだと思います。

金ペンはいわゆる高級万年筆はほとんどこれです。

金の素材も18金、14金など品位は様々ですが14金が多いようです。

(金は24金に近づくほど柔らかくなる)

カリカリと引っかかるような書き心地が好きなら「鉄ペン」。

滑らかに滑るように書きたい場合は「金ペン」。

好き嫌いはありますが、やはり万年筆ですのでなめらかな書き心地を試したいところです。

したがって金ペンがおすすめとのことです。

三番目は自分が気に入るかどうか

とは言っても、デザインもとても重要でしょう。

いくら書き心地がよくても自分が気に入るデザインでなくては、これはこれで使わなくなてしまう可能性は非常に高いです。

ボディに使われた素材、装飾に使われているカラー(多くはゴールドかシルバー)など万年筆を構成する要素はそれほど多くはないですがデザインは星の数ほどありますね。

 

次回は実際に購入した万年筆について書きたいと思います。