なぜ論理的に考えて発言しないのか?
今日から簡単に論理的に考えて会議で発言しよう。
私は2年間ビジネススクールで学びMBAをなんとか脱落せずに取る事ができました。
社内でもMBAを持っていると皆ガチガチの論理的な嫌なやつという間違ったイメージを持っているのは仕方ないにしても、MBAを持っている人がみな論理的に考えて会議で発言しているか?というとこれは大間違いです。
いくらビジネススクールでロジカルシンキングを学んだからって論理的に話す事ができる人はそういません。
ビジネススクールで学ぶ事は大雑把に言ってしまえば一般に出回っている書籍を【講義+トレーニング(レポートなど)】に置き換えたものです。
従って基本は本に書いている事とさほど変わりません。
要は独学で身につける事は十分に可能です。
したがってMBAなんか持っていなくてもロジカルに話すようになる事は可能なんです。
じゃどうすると良いのか?大きく分けると3つのポイントがあります。
論理的に話すと決める
一番重要なのは論理的に話すと決める事です。MBAホルダーはロジカルシンキングのトレーニングを積んでいるのでスキルはあります。しかしMBAを持っていても論理的に話せずに感情が勝ってしまい、支離滅裂な発言をしている人はこの「論理的に話す」と決めていないからです。
まずは「論理的に話す」と決めて、意識するようにしましょう。
(これ本当に重要です。)
ファクトイズキング
ロジカルシンキングの基本は「ファクト(事実)から判断する」ことです。
事実と意見はしっかりと分けて考える必要があります。
誰かが発言しているときに、事実なのか、その人の意見なのかを意識しておいてください。
要は何か?を考える
事実から導きだされる解釈。とても重要です。「要は何か」を探します。
マッキンゼー出身の人が書いたようなビジネス書などに「so what?」と出てきます。が『要は何か』ということです。
よく「コインの裏返し」なんて事を言います。これは何かというと出てきた事実や問題にに対してコインの裏側を返したものを結論にしたり、解決方法とするものです。
事実から帰結する結論というものはロジカルに考えると答えは一つだけです。
以上3つをいつも心に留めて会議で参加することです。
特に「論理的に話す事」を意識しておくことは非常に重要なんです。