人を動かすには自分事を仕組み化する。
人間は自分のことなら行動する。
少し仕事ができる人はコレをするのが上手い。
しかしとても仕事ができる人はそれをいかにして仕組みにするかを考える。
たとえばこうだ。
営業でお客さんとの接触頻度が高い営業ほど成果を出しているとしよう。
つまりお客さんのところに訪問する回数と売上に相関がある場合だ。
(ここでもっと効率よく営業しようよというのは置いておく)
そうした時にマネージャーとして考えるのはいかにしてお客さんのところへ部下を営業に行かせるかだ。
ただ単に「お客さんのところへ行け!」と喝を入れるのがよいだろうか?
NOだ。その瞬間だけは部下はやろうとするけどすぐにやめてしまうだろう。
上手いマネージャーや上司はコレを仕組み化する。
例えば毎日記録して、評価の対象にするなどだ。
この場合評価の対象にする事をオープンにしなくてはいけないので注意が必要。
そうすることによって部下にとっては「自分事」になり、かつ仕組み化されているためやるしかない。
そして、お客さんとの接触回数と売上は相関しているという事実があるため、当然売上もある程度までは上がって行く。
こういうポジティブなループに入るとさらに行動が強化されるため、さらにやろうとする。
仕事が凄くできる上司は自分事を仕組み化する。